【鍋の残りリメイク】生姜味噌鍋の翌日はこれ!旨味たっぷりズボララーメン
前回ご紹介した「【市販の素で失敗知らず!】豚バラと野菜で温まる簡単生姜味噌鍋」は、もうお試しいただけたでしょうか。たっぷりの野菜と豚バラ肉の旨味が溶け出したスープは、最後の一滴まで楽しまないと損です。
今回は、その鍋の残り汁を活用した絶品ラーメンをご紹介します。一晩寝かせて味が凝縮されたスープを使えば、有名店にも負けない濃厚な一杯が完成します。
こんな人にオススメ
- 昨日の鍋のスープが中途半端に余ってしまい、使い道に困っている人
- 豚バラと野菜の出汁が出た、濃厚な味噌ラーメンを手軽に食べたい人
- 包丁やまな板を使わず、5分以内に満足度の高いランチを作りたい人
材料と分量
昨日の鍋の残りがメインですので、新たに必要なものは麺だけです。
- 鍋の残り汁:お玉2〜3杯分(約300〜400ml)
- ラーメンの麺:1玉(生麺、または乾麺)
- 水:適量(スープの煮詰まり具合で調整)
- 卵やネギなど:お好みで(冷蔵庫に余っていれば)
作り方
調理工程は非常にシンプルですが、美味しく仕上げるためのちょっとしたコツがあります。
- 鍋の残り汁を火にかけ、沸騰させます。スープの量が足りない場合や、味が濃くなりすぎている場合は、水を加えて調整してください。
- 別の鍋でたっぷりの湯を沸かし、ラーメンの麺を袋の表示時間通りに茹でます。
- 茹で上がった麺の水気をしっかりと切り、器に入れます。
- 熱々のスープを麺の上から注ぎ、全体を軽く馴染ませて完成です。
味の感想
結論から言うと、ただの残り物とは思えないほど奥深い味わいに仕上がりました。
理由は、昨晩食べた豚バラ肉の脂と野菜の甘みが、一晩置くことでスープに完全に溶け込んでいるからです。作りたての鍋スープでは出せない、まろやかさとコクが感じられます。生姜の風味も角が取れて全体に馴染んでおり、最後の一滴まで飲み干したくなる美味しさでした。
ただし、煮詰まった鍋のスープは塩分濃度が高くなりがちです。そのまま飲むには少し味が濃すぎると感じる場合があるため、お湯で割るか、もやしなどの水分の多い野菜を少し足して調整することをおすすめします。
ズボラポイント
洗い物を極限まで減らしたい場合は、スープの中に直接麺を入れて煮込む「煮込みラーメン風」にするのも一つの手です。鍋一つで完結するため、後片付けが非常に楽になります。
ですが、この方法には注意点もあります。麺から溶け出した小麦粉(打ち粉)によってスープにとろみがつきすぎてしまったり、粉っぽくなったりする可能性があります。クリアなスープの味わいを楽しみたい方は別茹でを推奨しますが、濃厚でドロっとしたスープがお好きな方は、直接煮込む方法も試してみてください。
![]() | イートミー 奇跡のねぎ 乾燥ネギ 刻みネギ 15g 愛知県産 無添加 ブドウ糖不使用 減農薬野菜 愛知の伝統野菜”法性寺ねぎ”を100%使用 新品価格 |
保存期間や冷凍方法
完成したラーメンの保存期間については、基本的に「なし」と考えてください。麺がスープを吸って伸びてしまい、食感が著しく損なわれるため、作ったらすぐに食べ切るのが鉄則です。
もしスープがまだ大量に余っている場合は、麺を入れる前の状態で冷凍保存が可能です。密閉できる保存袋や容器に入れれば、冷凍庫で2週間程度は美味しく保存できます。小分けにして冷凍しておけば、次回は麺を用意するだけで、即席の自家製インスタントラーメンとして活用できます。



