包丁いらずのズボラ飯!おでんの残り汁と玉うどんで作る絶品レシピ
冬の食卓を彩るおでんですが、つい作りすぎて余ってしまうことはないでしょうか。今回は、そんな「おでんの残り」を無駄なく活用し、ランチや夜食に最適な「おでんうどん」へリメイクする方法をご紹介します。
市販の玉うどんを加え、醤油と砂糖で少し味を足すだけの簡単な手順ですが、出汁が染み込んだ具材のおかげで、一から作ったような深い味わいが楽しめます。
こんな人にオススメ
- おでんを作りすぎてしまい、消費に困っている人
- 冷蔵庫にある「玉うどん」を使って、手早く食事を済ませたい人
- 出汁の効いた和風の麺料理が好きな人
材料と分量
今回は、余ったおでんの量に合わせて調整しやすい分量でご紹介します。写真のように海老天(かき揚げ)などを乗せると、より満足感が増します。
- おでんの残り汁:うどんが浸かる程度(約250ml〜300ml)
- おでんの具材:お好みで(大根、こんにゃく、練り物など)
- 玉うどん:1玉
- 醤油:小さじ1程度(味の濃さで調整)
- 砂糖:小さじ1/2程度
- 水:適量(汁が煮詰まっている場合のみ)
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作り方
調理工程は非常にシンプルです。鍋一つで完結するため、洗い物も少なく済みます。
- おでんの残りを温める 鍋におでんの残り汁と具材を入れて中火にかけます。もし汁が少なくなっていたり、煮詰まって味が濃くなっていたりする場合は、水を少し足して調整してください。
- 調味料を加える 沸騰したら、醤油と砂糖を加えます。おでんの汁は既に完成された味ですが、うどんを入れると少し味が薄く感じることがあります。そのため、醤油で塩気を、砂糖でコクをプラスするとバランスが良くなります。
- うどんを煮込む 玉うどんを鍋に入れ、麺がほぐれるまで煮込みます。袋に記載されている茹で時間を参考にしますが、味が染みるよう少し長めに煮ても美味しいです。
- 盛り付け 器にうどんと具材を盛り付けて完成です。お好みでネギや天ぷらをトッピングしてください。
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味の感想
おでんの出汁には、様々な具材から出た旨味が凝縮されており、普通のうどんつゆで作るよりも複雑で奥深い味わいになります。特に、くたくたに煮込まれた大根や、味が染みたこんにゃくとうどんの相性は抜群です。甘辛い味付けが麺によく絡み、最後の一滴まで飲み干したくなる美味しさでした。
一方で、煮込みすぎると練り物が崩れてしまったり、豆腐に「す」が入って食感が落ちたりする点には注意が必要です。具材の状態を見ながら加熱時間を調整すると、より美味しく仕上がります。
ズボラポイント
このレシピの最大の魅力は、包丁とまな板を使わずに作れる点です。おでんの具材は既に一口大に切られていることが多く、そのまま鍋に投入するだけで済みます。
さらに手間を省きたい場合は、冷凍うどんを解凍せずにそのまま鍋に入れても構いません。その際は、汁の温度が下がりすぎないよう火加減を調整してください。洗い物を極限まで減らしたい時は、一人用の土鍋で作れば、そのまま食卓に出して熱々を食べることができます。
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保存期間や冷凍方法
作ったおでんうどんは、麺が汁を吸って伸びてしまうため、基本的に保存には向きません。食べる直前に作るのがベストです。
もし、おでんの残り自体を保存したい場合は、冷蔵庫で2〜3日程度持ちますが、毎日必ず火を通すようにしましょう。冷凍保存については、おでんの具材によって向き不向きがあります。
- 冷凍に向いている具材:さつま揚げなどの練り物、牛すじ
- 冷凍に向かない具材:こんにゃく、大根、じゃがいも、ゆで卵
前述の通り、こんにゃくや大根は冷凍すると水分が抜けて食感がゴムのように変わってしまいます。これらが残っている場合は冷凍せず、冷蔵保存の期間内にリメイク料理として食べ切ることをお勧めします。




